MF30

アラミド繊維とフッ素樹脂の複合複層タイプ

MF30
MF30は耐熱耐荷重を有するP-アラミド繊維と摺動特性の良いPTFEと組合せた耐熱性の良い完全無給油軸受けです。

構造

MF30構造

(上図)
  1. スチールバックメタル層
  2. 青銅層
  3. アラミド+PTFE
MF30はP-アラミド繊維とPTFEとを特殊な方法でシート状に複合化し、さらに鋼板に複層化した鉛を含まない全く新しい軸受けです。

特徴

MF30特徴
  • クリーブ特性が優れています。
    微細なアラミド繊維でPTFEを補強していますので、PTFEの欠点とされているクリープ特性が大幅に改良されています。
  • 摩擦摩耗性能が優れています。
    もともと摺動特性に優れているP-アラミド繊維とPTFEを組合せた複合材料ですので、動摩擦係数は0.2以下とPTFE並みであり、摩耗係数もPTFEの数千分の一と、充填材入りPTFEよりも優れています。
  • 耐熱性が優れています。
    耐熱性に優れた(熱分解温度:500℃以上)P-アラミド繊維を強化繊維としていますので、PTFEと同等程度の耐熱性が期待できます。
  • 両方向(XY方向)に熱膨張係数が小さく、熱伝導率が大きいです。
    強化繊維のP-アラミド繊維の特性と金属裏金の特性を反映してこのような特長を持っています。
  • スティックスリップをおこしません。
    表層に多量のPTFEを含有し低速での摩擦係数が安定しています。
  • 圧入後内径加工することも可能です。
    MF30の表面樹脂層は0.07~0.014mmで内径加工後も充分な厚さを確保することが出来ます(表面樹脂層は0.3mmまで厚くすることが可能です)。
  • 鉛を全く含まないので環境に優しい軸受けです。

諸性質

試験機 リングオンプレート式スラスト試験機
荷重 9.8MPa(100kgf/c㎡)
速度 200rpm(14.4m/min)
潤滑 ドライ
時間 4.0h(摺動距離3,456m)
相手材 SCM420H(HRC55~60、表面粗さ1.0S)

MF30諸性質

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